理事長あいさつ

 

川島町土地改良区理事長 飯島 和夫

  暑い日が続いておりますが、皆様方におかれましては、ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。また、日頃より、土地改良事業の運営につきまして、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

 

 今年は、送水開始前後で降雨に恵まれ、順調に給水を開始することができました。その後も、安定して揚水機場の運転を実施しています。

 しかし、全国各地では、線状降水帯が発生し、河川の氾濫による浸水被害が出ている状況です。このような中、これから台風の時期に入るため、川島町土地改良区としても関係機関と連携し、湛水被害の防止に努めてまいります。

 また、昨年度から電気料金や物価が高騰しており、当土地改良区の運営も厳しい状況に置かれています。昨年度は、土地改良事業団体連合会や埼玉県を通じて支援を要請することで、国や県から電気料金の支援を受けることができました。今後も、電気料金の値上がりが予想されるため、皆様方には揚水機場の夜間運転停止などの節電にご協力をお願いいたします。

 さて、滞納整理につきましては、理事と職員による訪問徴収や弁護士への債権回収委託を実施しています。納付の意思のない滞納者に対しては、滞納処分の手続きを進め、徹底した回収に努めてまいります。

 

 結びに、農業は高齢化や就農人口の減少という大きな課題に直面しています。課題解決にむけ、デジタル技術の進展による農業DX(新たな農業への変革)が進む中、土地改良区の将来を見据え、皆様とともに一歩一歩着実に前進してまいる所存ですので、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

                               令和5年8月吉日