残暑の候、皆様方におかれましては、ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。また、日頃より、土地改良区事業の運営につきまして、ご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
今年の5月には、まとまった降雨があったことで順調に給水を開始することができました。なお、近年は気象の変化が激しく急な豪雨等が頻繁に発生している状況もあり、今後も安定した水の供給に努めてまいります。
さて、滞納整理につきましては、理事と職員による訪問徴収や弁護士への債権回収委託を実施し、納付の意思のない滞納者には、滞納処分の手続きを進め、引き続き徹底した回収に努めてまいります。
また、県営かんがい排水事業で造成した農業水利施設の工事費は、今年度で償還が終わりますが、昭和49年度から造成した施設は、40年以上経過し、老朽化による改修更新の時期を迎えております。そのため、適切な補修・更新などの対策を補助事業により実施し、効率的に耐用年数を延伸させ長寿命化を図り、施設の機能を保全してまいります。
結びに、デジタル技術の進展により農業DX(新たな農業への変革)などデジタル社会の形成が進む中、土地改良区の将来を見据え、皆様とともに一歩一歩着実に前進してまいる所存ですので、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和4年8月吉日